2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

勤労者短観

連合総研から、「勤労者短観」と大書された冊子が送られてきました。一瞬なにかと思いましたが、「勤労者の仕事と暮らしについてのアンケート」第10回の結果でした。そういえば、たしかにこの調査は開始時から「日銀短観」のような「勤労者短観」たらんとい…

またまたYKK

先週取り上げた、日経新聞の「YKK就職活動応援イベント」の全面広告ですが、なんと続きがあったようです。それどころか、よく読むとまだ続きが2回あるのだとか。ちなみに日経のホームページにはさらに詳細に掲載されていますので、今回はこちらを参照し…

連合2題

定率減税 連合はこの25日、政府税調の答申に対する事務局長談話を発表し、定率減税全廃反対を強く訴えています。基本的に、労組が勤労者の税負担増に反対するのは当然と申せましょう。 http://www.jtuc-rengo.or.jp/new/iken/danwa/2005/20051125.html 政府…

ホームページ更新

というわけで労務屋ホームページを更新しました。

東武鉄道の懲戒解雇は厳しすぎるか?

先日、朝日の「内紛」で懲戒処分の話になりましたが、最近話題になった処分といえば、やはりこれでしょうか。 東武鉄道野田線で、運転士が泣いて座り込んだ3歳児の長男を運転室に入れたまま1駅間運行した問題で、同社は14日付で運転士を懲戒解雇処分にした…

新卒採用広告特集その3

引っ張りますが(笑)、6面・7面は見開きで全18社の採用担当者のメッセージ広告になっています。もちろん各社が(おそらくは安からぬ)カネを払って広告を出したわけですから、各社の言いたいことが書かれているとみていいでしょう。ちなみに6面の見出し…

新卒就職広告特集その2

3面には、以前このブログで疑問を呈した「働きやすい会社ランキング」が紹介されていて、ビジネスマンが最も重視するのは仕事のやりがいが54.7%で最多、次に重視するのは高い賃金が50%で最多、3番目に優先(ママ)するのが適度な労働時間、という結果の…

新卒就職広告特集

今朝の日経新聞朝刊の「第二部」は、「新卒就職広告特集」でした。で、そのトップ見出しがいきなり「何ができるのか、何がやりたいのか、自分の考えをはっきり伝える」だもんなぁ。ちなみに記事はサッカーの川淵三郎氏のインタビューです。川淵氏のいわく、 …

これがよくない

今朝の日経新聞に、「YKK就職活動応援イベント2005」という全面広告が出ていました。当然ながらYKKの宣伝なのですが、10月に開催された就職活動に関するイベントの紹介という体裁を取っています。内容は、YKKの吉田社長と、東大教授の伊藤元重氏と…

労務屋ホームページ更新

労務屋ホームページを更新しました。今回の更新は、日本キャリアデザイン学会の広報誌「キャリアデザインマガジン」第29号発行にともなうものと、上記の新しい労働雑感になります。 キャリア・インタビュー:岩田喜美枝さんの第5回(最終回) キャリア辞典…

「なぜあなたは不幸なのか」

18日のエントリでご紹介した「なぜあなたは不幸なのか」[PDF]ですが、非常に面白く、思わず労務屋ホームページの「" target="_blank">労働雑感」で新しいエッセイを書いてしまいました。 というわけでメルマガも最新号を発行し、ホームページも更新しました…

朝日“内紛”

18日の産経新聞によると、朝日新聞で社内暴力事件があったことが発覚したそうです。 朝日新聞社(東京都中央区)の男性社員(43)が、小泉純一郎首相の靖国参拝を報じるテレビのニュース番組を社内で見ていて別の男性社員(35)と口論となって暴行し、腰に全…

最も幸せな日本人像は

立て続けに大竹先生ネタになりますが、今朝の産経新聞1面トップで、大阪大学の筒井義郎・大竹文雄・池田新介各教授が実施した日本人の「幸福感」に関する調査結果が紹介されていましたので取り上げたいと思います。(記事はこちら。大阪版で、東京版より記…

メモ

新日鉄、希望者全員を再雇用 新日本製鉄は16日、60歳定年を迎えた社員を対象とする再雇用の上限年齢を、現行の62歳から段階的に65歳まで引き上げる新制度を労働組合に提示した。 …現在の再雇用制度は会社が必要と判断した人材のみが対象。新制度は定年時の仕…

昨日のフォロー

球団 TBSが16日発表した2005年9月中間決算は、連結経常利益が56億円と前年同期に比べ半減した。スポット広告収入が減ったうえ、番組制作費が膨らみ利益を圧迫。2006年3月期通期の経常利益の見通しは前期比34%減の145億円と従来予想から35億円下方修正…

「髪バッサリ」に慰謝料24万円

たまには(本当か?)下世話な話題もいいでしょう。今朝の日経新聞の社会面にこんな記事がありました。 東京・歌舞伎町のキャバクラに勤める女性(27)が、「美容院で希望に反して髪を短くされ、収入も減った」として、都内の美容院経営会社に慰謝料など600…

消費税は本当に逆進的か

現在販売されている「論座」12月号に、阪大の大竹文雄教授・小原美紀助教授の師弟コンビ(「弟」というのも変ですが)による「消費税は本当に逆進的か」という論文が掲載されています。それによると、見方を変えれば消費税は逆進的ではなく、むしろ累進的で…

リストラ三題

なんか連日のリストラネタですが、今朝の新聞から三題。 政府系金融機関 政府系金融機関のリストラが進んでいない。民間銀行が金融危機を受けて、この十年間で行員を37.1%減らしたのに対し、政府系は8.5%減にとどまる。 (平成17年11月16日付日本経済新聞…

ご結婚

おめでとうございます。

ダイエー、管理職賞与3割減

経営不振が続くダイエーが、役員報酬と管理職賞与の大幅削減に踏み切るそうです。 産業再生機構の支援下で経営再建中のダイエーは14日、管理職全員の冬の賞与を、前年支給額に比べ3割減らす方針を決めた。会長、社長を含む取締役と執行役も役員報酬の4−5…

年次有給休暇の時間単位取得

今朝の日経新聞で報道されていました。 厚生労働省は最低取得単位が原則一日とされている年次有給休暇制度について、時間単位で取得できるようにする検討に入った。厳しい雇用環境を背景に有給休暇の取得率が落ち込んでいたが、厚労省は取得単位を細かくして…

祭りの続き

サントリー文芸賞受賞おめでとうございます。日本の不平等作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/05/24メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 50回この商品を含むブログ (49件) を見る

どうやら

以前書きましたが、どうしたわけか9月下旬からとんでもなくきついスケジュールが続いていましたが、どうやら今週で乗り切ったようです。余白のある予定表が目に快いなぁ(笑)。あーやれやれ。何とかなるもんだ。このブログも本のストックを出してきてどう…

労組再生に使用者の視点を

労務屋ホームページに、労働政策研究・研修機構発行の「ビジネス・レーバー・トレンド」10月号に掲載された、「労組再生に使用者の視点を」というエッセイをアップロードしました。ここにもテキストだけ載せておきます。 いかに遠回りにみえても、結局は現実…

ACADEMIC RESOURCE GUIDE

きょうはとてもいいことがあって、ホント幸せな気分です。 有名なメールマガジン「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」の最新号(第223号)で、「キャリアデザインマガジン」が紹介されました。う、うれしいよぉ(T_T)

「社員が壊れる」

職場の回覧で、「日経ビジネス」の10月24日号がまわってきました。特集のタイトルは「社員が壊れる−最高益に巣食う現代版モダンタイムズ」。とりあげられている事例はまことにすさまじい長時間・過重労働で、これもまた労働市場の一面の実態なのでしょう。 …

ホームページ更新

日本キャリアデザイン学会のメールマガジン「キャリアデザインマガジン」の第28号を発行しました。 ということで、労務屋ホームページも更新しました。今回の更新は、「キャリア辞典」が「正社員(2)」、「キャリア・インタビュー」が元厚生労働省の、岩田…

日本労働法学会誌

到着しておりました。id:genesisさんの報告「スペインの労働者代表制」も掲載されています。

日記

子どもの通っている公立小学校の土曜参観日に行ってきました。いろいろ学校を見学しているのに、子どもの学校の授業をみるのは初めてです(笑)。いい機会なのであちこちの教室を参観させてもらい、さらに放課後は地域協議会にも参加することができ、たいへ…

橘川武郎・連合総研編『地域からの経済再生』

とりあえずこれで義理やらなんやら(笑)の本は一巡した感じです。一昨年以前の本で何冊か不義理しているのがあるのですが時効ということで(笑)地域からの経済再生―産業集積・イノベーション・雇用創出作者: 橘川武郎,連合総合生活開発研究所,連合総研=出…