別のネタです。今朝の日経新聞朝刊「ワークシェア手探り」という解説記事なのですが、…。
三日午後、厚生労働省十階の大臣室。日本経団連の中村芳夫事務総長と連合の古賀伸明事務局長は舛添要一厚生労働相を訪れ、政府を交えた三者協議を要請した。舛添氏は「ワークシェアリングも真剣に考えないといけない」と応じ、日本版ワークシェアリングの議論を進める考えを示した。
だが労使の議論はこれからだ。日本経団連の御手洗冨士夫会長は九日の記者会見で「連合と具体的にどうするかは合意できていない」と指摘。日本版は「配置転換、残業の廃止、無休の休日などあらゆる手段を含む」と述べるにとどまった。
一方で個別企業では「雇用確保のために、従業員全体で痛みを分かち合う」(日産自動車の川口均常務執行役員)必要に迫られている。緊急避難措置として、実質的なワークシェアリングの試行錯誤を始めている。
(平成21年3月10日付日本経済新聞朝刊から)
無休の休日って、それはあんまりじゃないですか、御手洗会長さん!
まあ、おそらくは御手洗氏は「ムキューノキュージツ」=「無給の休日」と言ったのを、記者が勘違いしただけなんだろうと思いますが…。
しかし、うっかりすると働かせておきながら「今日は休日だから給料はなしね」とか言い出すとんでもない経営者も出てきかねないかなぁ…。そこは労基署の出番ですね。