川喜多喬「人材育成論入門」

人材育成論入門 (キャリアデザイン選書)

人材育成論入門 (キャリアデザイン選書)

川喜多喬「人材育成論入門」のクイズへの回答を試みるシリーズ、とうとう最後の設問とあいなりました。なんとか落とさずに最後までたどりつくことができ、やれやれです。さて最後の設問です。

140頁 問4

アメリカの鉄鋼王A.カーネギースコットランドの貧しい農民の子どもだったが、たまたま拾った雌ウサギが産んだ子ウサギの世話を、村の子どもたちにタダでさせる方法を思いついた。どうしたか。カーネギーはその方法をやがて、自分のビジネスにも応用し、顧客の歓心を買ったのだ。


世話をした子どもの名前を子ウサギの名前にした。子どもたちはまず子ウサギに自分の名前をつけてもらうために世話をし、名前がつくと自分と同じ名前の子ウサギを飢えさせることもできずに世話を続けたという寸法です。


さて、川喜多喬「人材育成論入門」に掲載された「答のない問」に答えるシリーズはこれで終わりです。最初にも書きましたが、この本は「答の書いてある」面白い事例や逸話が満載で、楽しく読み進めながら人材育成論の基本が学べるというスグレモノです。ご関心のあるみなさまには、ぜひとも手にとっていただくよう重ねてお勧めします。