川喜多喬「人材育成論入門」

人材育成論入門 (キャリアデザイン選書)

人材育成論入門 (キャリアデザイン選書)

川喜多喬「人材育成論入門」のクイズへの回答を試みるシリーズです。まずは本日の設問です。

40〜41頁 問3

 以下の商品は、すべて失敗作であった。(1)4チャンネルステレオ(Quadrophonics(ママ))。1970年代に華々しく宣伝された。衰滅の主たる原因は、従来のレコードをすべて買い換える必要があったことにもあると言われる。(2)ベータマックス・ビデオ。テープは小さく、画像はよいと宣伝された。しかし画像については消費者の誰もVHSとの違いがわからなかった。(3)テレビ電話。(4)トイレを使う時に水を流す音が出る装置(Decoy toillet(ママ) flusher)。このうち二つが自社の商品であった会社はどこか。


なんとなくワナがありそうな設問ですが、一応(1)と(2)は確実にソニーの商品でした。「ベータマックス」というのはたしかソニーの商標だったと思いますので、だとすればこれをやっていたのはソニーだけ。本では、続く本文で「上の最後の問の正解にあたる会社は、失敗に負けず、今や若者たちのあこがれの的の企業である。」とありますから、ソニーで正解なのでしょう。ソニーはテレビ電話もやっていたような記憶もあるのですが、簡単に調べただけでははっきりしませんでした。あと、(4)はなんとなくあれだろうとは思うのですが、GoogleでDecoy toilet flusherを検索してみても引っかかってきません。というわけで、ソニーが3つまたは4つやっていた可能性もありますし、他にも2つ以上やっていた会社があるかもしれません。ところで、QuadrophonicsはQuadraphonics、toilletはtoiletのミスポだと思うのですが・・・これは再販では直っているでしょうが。


これで40〜41頁の設問も終わりました。明日からは大きく飛んで、140頁の設問に移ります。
140頁 問1

1853年、ニューヨーク州サラトガスプリングスのあるレストランで、フライドポテトが薄い! と文句を言われたコックは、怒り狂わなかった。彼が発明したものは何か。そして教訓とは。

これも有名な話のようです。