日本労働研究雑誌12月号

 (独)労働政策研究・研修機構様から、『日本労働研究雑誌』12月号(通巻761号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

 今号の特集は「多様な属性の正社員」で、女性、外国人(移住労働者)、障害者といった多様な属性の正社員(限定正社員を含む)の現状がさまざまな角度から分析されています。移住労働者の組織化の実態を紹介する惠羅論文は非常に面白く(特にミクロの事例)、また阿部論文は有期5年無期転換の2018年問題から5年を経て、無期転換後の「正社員」に関する研究が進み始めていることがわかり興味深いものがあります。