(独)労働政策研究・研修機構様から、『日本労働研究雑誌』8月号(通巻781号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
今号の特集は「人事施策はいかに浸透するか」ということで、いろいろと興味深い内容を含んでおり、私自身も人事制度企画を担当していた当時だったら夢中になって読んだだろうなと感じます。すでに「制度を変えても意図通りの結果がもたらされるとは限らない」「制度変更にこめたメッセージが素直に伝わることはたいへん難しい」といったことを成果主義騒ぎなどを通じて痛感してしまった今となっては、また異なる感想もあるわけですが。あるいは、私もかつてミドルマネジメント時代にまさにサーバント・リーダーシップを旨としていたこともあり(成功したとはおよそ云えないが)、なにかと感慨深いものがあります。