日本労働研究雑誌特別号

 (独)労働政策研究・研修機構様から、『日本労働研究雑誌』2022年特別号(通巻739号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

 例年刊行されている、JIRRA主催の「労働政策研究会議」報告の特別号です。昨年は慶大の八代充史先生が委員長を務められ、「ジョブ型雇用は日本の雇用・労使関係と親和的か?」というテーマで開催されました。私は残念ながら当日は別件があって参加できなかったのですが、冒頭の佐藤博樹先生の論文は混乱を極めるいわゆる「ジョブ型」論議の交通整理として非常に有益ですし、その後に外資系企業の人事や富士通の労組からの事例紹介があるのも非常に参考になります。自由論題も含めて勉強させていただきたいと思います。