経団連『2020年版日本の労働経済事情』

 (一社)経団連事業サービスの輪島忍さんから、(一社)日本経済団体連合会『2020年版日本の労働経済事情-人事・労務担当者が知っておきたい基礎知識』をお送りいただきました。いつもありがとうございます。輪島さんは旧日経連→経団連の事務局で長年活躍され、労働政策審議会などで使用者代表の論客として鳴らした方ですが、今般、前任の讃井暢子さんの後を継いで事業サービスの常務理事に就任されたようです。

2020年版 日本の労働経済事情

2020年版 日本の労働経済事情

 副題のとおり、実務ノウハウの手引きではなく、労働市場、労働法制度や人事労務管理の基礎知識がコンパクトにまとめられたテキストです。毎年改訂されて最新の状態が維持されており、新任担当者の基礎知識習得はもとより、学部の労働経済学や人事管理論の副読書としても好適の一冊です。今年の表紙色の淡青色は医療従事者への感謝の表明でしょうか。