日本労働研究雑誌11月号

 (独)労働政策研究・研修機構様から、日本労働研究雑誌11月号(通巻700号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。通巻700号の節目の号ですが、特段の言及はないようです。
www.jil.go.jp
毎年11月号は恒例のディアローグ「労働判例この1年の争点」ですが、特集は「民法と労働法の交錯」で、珍しく?法学色が非常に際立つ内容になっています。巻頭の「提言」が今般の債権法の大改正を仕切った内田貴先生というのところにJIL雑誌の学際性を感じます。
 えーとあとどうでもいいことですが掘れば原油が出てくる国の話をされてもなあという感は少々うけなくもなく、かの国はそのような事情でたいへんに豊かであるにもかかわらず富を国内に蓄積して国際経済への貢献に消極的な感があり私個人としてはどうかなあと思っているところではあるのですが、まあ私のそういう先入観を打破する連載になるかもしれないと期待しております。