日本労働研究雑誌6月号

労働政策研究・研修機構様から、日本労働研究雑誌6月号(通巻695号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

http://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2018/06/index.html
今号の特集は「休職と復職−その実態と課題」ということで、多くの職場で切実な問題となっているテーマが取り上げられています。わが国の休業・休職の実態を統計から明らかにした太田聰一先生の論文、労働法における課題を整理した水島郁子先生の論文、健康施策と生産性について先行研究を広範に紹介された黒田祥子先生の論文など大変に勉強になります。また高障機構の森誠一特別研究員による実践事例紹介はやはり面白く、そういえば以前幕張の高障機構におじゃました際に「最近では身体障害ではなく精神障害の復職支援がほとんど」というお話を機構の方からお聞きしたことを思い出しました。