首藤若菜『雇用か賃金か 日本の選択』

 立教大学の首藤若菜先生から、ご著書『雇用か賃金か 日本の選択』をご恵投いただきました。ありがとうございます。

 パンデミック下でのANAの雇用調整の事例からひもとき、欧米3か国での雇用調整の状況を紹介した上で、これら事例の比較を通じてその相違が明らかにされています。さらに百貨店A社(すぐわかります)における長期的な雇用調整プロセスの紹介とあわせて、これからの雇用調整のあり方が考察されています。ANAの事例を読み始めたら止まらなくなって仕事に支障をきたしましたが(笑)、早く読んでみたい本です。勉強させていただきます。