品川区の区立校改革

金曜日に、品川区の学校改革(その主眼は、通学区域の弾力化=学校選択制によって学校間に競争原理を働かせ、個性ある学校運営をうながそうというものらしい)の事例ということで、品川区立立会小学校と同東海中学校という二校の公立校を見学する機会に恵まれました。もちろん、これはうまくいっている事例であってうまくいっていない学校もあるでしょう(したがって、これだけで政策全体としての評価をするのには一定の危険がある)し、環境が恵まれていることも大きい(不適切を承知であえて書けば、たぶん江東区江戸川区ではこれほどうまくはいかないと思う)でしょうし、相手によって云う事が違っているのかもしれませんが、それにしても公立教育でもやり方とやる気次第でここまでやれるということを示したことはとても有意義だろうと思います。教育政策に関しては、つねにこうした取り組みに対して否定的、批判的な人がいますが、やれることはどんどんやってみることも必要なのではないかと思います。
具体的なことはまた追い追い書こうと思いますが、各教室を回って授業を参観したり生徒総会を見学したり、児童といっしょに給食を食べたりと、めったにできない経験をさせてもらい、私にとっては新しい知見も多々あって、たいへん有意義な一日でした。関係者のみなさんに深く感謝です。