玄田有史・連合総研編『セーフティネットと集団』

 社研の玄田有史先生から、『セーフティネットと集団-新たなつながりを求めて』をご恵投いただきました。ありがとうございます。

 連合総研がコロナ禍の中で2021年1月に立ち上げた「with/after コロナの雇用・生活のセーフティネットに関する調査研究委員会」の成果をまとめた本とのことで、委員会の委員とゲスト2人がそれぞれ各1章を執筆し、主査を務めた玄田先生が序章と終章で解題しておられます。委員会は「セーフティネットに関する」ですが内容は書名のとおり前半がコロナ禍におけるセーフティネット施策の検証・評価、後半はコロナ禍のもと重要性を増した「集団」について論じられています。しっかり勉強させていただきます。