日本労働研究雑誌2・3月号

(独)労働政策研究・研修機構様から、『日本労働研究雑誌』2・3月合併号(通巻751号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

 例年2・3月合併号は「学会展望」が労働経済学研究→労働調査研究→労働法理論の3年ローテーションで掲載されますが、今年は労働法の順番ということで、この間のさまざまな業績に対して論評されています。座談会50ページというボリュームは従来と同様ですが、それ以上のボリュームでこの間の労働法主要文献目録がリストアップされているのが目をひきます。他の2つと違って、こちらは多数説に対する少数説によるコメントという印象があり(すみません偏見なので関係者の方は怒っていいです)、今回もパラパラ見た限りではそんな感じですが(重ね重ね失礼)、興味深い論点が揃っていますので勉強させていただきたいと思います。特集のほうは公募特集ということで投稿論文が3本集められています。