このところいただきもの御礼が遅れており申し訳ありません。かなり洩れていると思いますがご容赦ください。
(株)日本法令様から、『ビジネスガイド』4月号(通巻932号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
八代尚宏先生の連載「経済学で考える人事労務・社会保険」は今回は「「100年安心年金」の見直し」ということで、来年(2024年)に財政検証が行われることをふまえ、現行の「100年安心」の問題点を整理し、年季支給開始年齢の引き上げが避けられないことを指摘しておられます。大内伸哉先生のロングラン連載「キーワードからみた労働法」は今回は「更新限度条項」が取り上げられ、昨年の日本通運事件の東京高裁判決についてその論点を詳細に検討し、実務的な留意点を提示しておられます。
あと目をひいたのが「職務分析入門」という新連載が始まっていることで、まあたしかに(欧米に典型的に見られる)ジョブ型を本気でやろうとすると職務分析の復権というのもあるかもしれませんが…。