年末恒例「今年の10冊」です。今年は昨年とは打って変わって豊作という印象で、熊谷謙一『アジアの労使関係と労働法』や出井智将『派遣新時代〜派遣が変わる、派遣が変える』、野川忍『労働協約法』なども採りたかったのですが労働の本が多すぎないようにということで泣く泣く外しました。それでもなお足りず、2冊は読んだのは今年ですが刊行は昨年ということで番外扱いにして押し込みました。
ということでまずは2015年刊行の10冊を。例によって一著者一冊、紹介順は著者五十音順です。
安藤至大『これだけは知っておきたい働き方の教科書』
- 作者: 安藤至大
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2015/03/04
- メディア: 新書
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江口匡太『大人になって読む経済学の教科書−市場経済のしくみから考える』
- 作者: 江口匡太
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: 単行本
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大竹文雄『経済学のセンスを磨く』
- 作者: 大竹文雄
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/05/09
- メディア: 新書
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川喜多喬『産業社会学論集I−労働社会学研究編』
- 作者: 川喜多喬
- 出版社/メーカー: 新翠舎
- 発売日: 2015/10
- メディア: 単行本
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玄田有史『危機と雇用−災害の労働経済学』
- 作者: 玄田有史
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/02/26
- メディア: 単行本
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小池和男『戦後労働史からみた賃金−海外日本企業が生き抜く賃金とは』
- 作者: 小池和男
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2015/08/21
- メディア: 単行本
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高橋伸夫『経営学で考える』
- 作者: 高橋伸夫
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2015/09/05
- メディア: 単行本
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納富信留『プラトンとの哲学−対話篇をよむ』
- 作者: 納富信留
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2015/07/23
- メディア: 新書
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三井文庫『史料が語る三井のあゆみ−越後屋から三井財閥』
- 作者: 三井文庫
- 出版社/メーカー: 三井文庫
- 発売日: 2015/04/16
- メディア: 単行本
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八代尚宏『日本的雇用慣行を打ち破れ−働き方改革の進め方』
- 作者: 八代尚宏
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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さて2015年に刊行された「今年の10冊」は以上として、刊行は昨年(2014年)ですが今年読んだ本から「+2」をあげたいと思います。
菊幸一『現代スポーツは嘉納治五郎から何を学ぶのか』
現代スポーツは嘉納治五郎から何を学ぶのか: オリンピック・体育・柔道の新たなビジョン
- 作者: 菊幸一,日本体育協会
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2014/09/20
- メディア: 単行本
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戸矢学『諏訪の神−封印された縄文の血祭り』
- 作者: 戸矢学
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/12/08
- メディア: 単行本
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ということで今年は10冊+2冊となった年の暮れでした。みなさまどうぞよいお年をお迎えください。