川喜多喬『産業社会学論集I』

川喜多喬先生から、最近著『産業社会学論集I−労働社会学研究編』をご恵投いただきました。ありがとうございます。

産業社会学論集 1 労働社会学研究編

産業社会学論集 1 労働社会学研究編

1970年代から90年代に発表された川喜多先生の論文19本と1979年の読書ノートをまとめたもので、大半は1985年以降の10年間のものです。近年もそうですが、この時期も本当にいろいろなことが起きました。今回は論文集なのでさすがにいきなり読みふけるという感じにはならず、まだパラパラと目を通しただけなのですが、その史料としても非常に価値の高いものではないかと思う(私に評価できるわけではないので思うだけですが)のに加えて、モノの見方・考え方という面でもたいへん参考になる本だと思います。1985年に社会人となり1989年に人事担当者となった私にとっては、若き日のさまざまな思い出を呼び覚ましてくれる本でもありました。