ドラフト会議

本日開催され、社会人野球からも多数の選手が指名されました。まあ中にはあまり本意でない指名もあったかもしれませんが、まずはご同慶です。
驚いたのはオリックスで、8人の指名のうち実に7人が社会人です。大半が高校生とか大学生とかいう指名はよくあります(今年も横浜は前者、千葉ロッテは後者です)が、これほど社会人ばかりというのは珍しいのではないでしょうか。しかも似たようなタイプの内野手を3人指名していて、よほど必要な強化ポイントなのでしょうか。2人は昨年の都市対抗若獅子賞を取っていますし、3人とも十分通用しそうですが…。
オリックスはジェイプロジェクトの庄司龍二捕手も指名しており、これは「居酒屋店員からプロ野球選手」ということで話題になっているようです。ジェイプロジェクトについては以前このブログで話題にした(http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20091104#p1)ことがあり、当時は人材確保が目的だろうと書きましたが、今回の指名は会社にとっていい宣伝になったでしょうし、なにより従業員が喜んでいるのではないでしょうか。プロ野球選手が出る会社なんてそうそうあるわけではありませんから、一緒に呑み屋の兄ちゃんやってた仲間がプロ野球選手になるというのは、大いに誇りに感じるのではないかと思います。それやこれやで、この会社の場合は硬式野球部を持つのは十分にコストに見合った投資になっているのでしょう。