やられた

さて、いろいろとディスカッションがあって、予定時刻になったくらいの時間帯です。
座長の樋口先生から、「そろそろ時間になりましたが、最後になにかある方はいらっしゃいますか」といった会合を締めくくるお決まりの発言があったのですが、ここでモリタク先生こと森永卓郎委員がおもむろに発言を求め、「最後に連合にお聞きしたいのですが、現下のデフレを脱却するために、労働組合としてなにが必要だとお考えになりますか。」
うーん、労使を並べてヒヤリングをしているときに、マクロ経済について労側だけに質問しますかね。まあ、研究会ですから委員の関心事項を自由に質問して回答を求めればいいわけで、それが悪いわけではないでしょうが、ちょっとまあそのバランス感覚というものがなんといいますか(ry
で、連合の團野副事務局長は当然ながら連合の公式見解である賃金の上昇を通じて内需を振興してデフレ脱却、といった見解を述べられたのは順当な成り行きと申せましょう。
さて團野さんの発言が終わり、ここはやつがれからも一言あってしかるべきだろうと、さて申し述べるぞと(どんなことを言おうとしたかは、たとえばhttp://d.hatena.ne.jp/roumuya/20100128#p2とかをごらんください)座りなおしたタイミングで座長から「それでは時間も過ぎましたので、本日はこれで終わりたいと思います。では事務局どうぞ」と終了の宣告が。
うーん、やられた。
意図しておられたかどうかはさだかではありませんが、結果的にモリタク先生にうまいことしてやられた形となり、怪獣ブースカよろしくしおしおのぱーになって帰ってきたのではありました。