上海の外国人

経済発展著しい上海市ですが、そこで働く外国人は日本人が最多とか。

 上海市で働く外国人が5万人を突破したことが明らかになった。同市労働社会保障局によると「外国人就業証」を取得して同市で働いている外国人は6月末時点で5万1千人。外資系企業の新規進出や業務拡大を背景に管理職や技術者の需要が増え続けているようだ。
 企業・団体に雇用され、報酬を受け取る外国人などは外国人就業証を取得する必要がある。2005年に同証を新規取得した外国人は1万8325人。2000年の4.5倍に増えた。
 出身国は152カ国。国別では日本人が最も多く「約3割を占める」(同局)という。
(平成18年7月12日付日経産業新聞から)

もっとも、台湾、香港、マカオ出身者はこれとは別に(制度上は外国人ではないということでしょう)1万8000人以上いて、日本人より多くなっているそうです。面白いのが「管理職」が8割強を占めているところで、まあどこであっても、わざわざ海外で働くということは外国人を必要とするそれなりのポジションにつくわけでしょうから、管理職の比率は高くなるでしょうが、それにしても8割は多いのでは。やはり現地の人件費の安さを生かすために中国進出しているケースが多いということでしょうか。
ところで、上海市の人口は千数百万人というところだと思うのですが、そのうち外国人が5万人というのは、案外少ないような気もしますが、そうでもないでしょうか?