せめて同数

連合のホームページに、18日に行われた中執と中闘委のもようが掲載されています。

5月18日 第8回中央執行委員会・第6回中央闘争委員会において、高木会長は、同日午前中に行った、小沢一郎民主党代表との対談(「月刊連合」6月号に掲載)について、格差社会の問題、労組と政党との関係、統一地方選参院選等について意見を交わしたことを報告し、「小沢代表から、選挙では、せめて組合員と同数の票を獲得してほしいと言われてきた。各組織のご協力をお願いしたい」と要請し、会議を開催した。
http://www.jtuc-rengo.or.jp/news/rengonews/2006/20060519_1148006172.html

「せめて組合員と同数」ですか・・・。うろ覚えですが、民主党が大勝した前回(2004年)の参院選で、労組系候補8人が獲得した比例代表の得票はたしか合計200万票くらいだったと思います(自信なし。ご存知の方、ご教示ください)。もちろん、党名で民主党に投票した組合員もいたでしょうからこれがすべてではないでしょうが、それにしても組合員(670万人だったでしょうか?)と同数、というのは実績からみれば高いハードルです。
とはいえ、組合員がその気になって選挙に取り組んで、配偶者や親、友人など、誰でもいいからあと一人誘えば、組合員数の2倍の得票は稼げるはずです(たしか、医師会候補は会員数の数倍を獲得していたと記憶します…これまた自信なし)。まあ、だから小沢代表も「せめて」と発言したのでしょう。
こんな状況では、民主党内に労組との関係を考え直すべきとの意見が出てくるのも致し方ないところでしょう。組合員の参画意識の向上にはなかなか妙案もないでしょうが…orz