採用戦線V字回復

日経新聞は今日の朝刊から、「V字回復 採用戦線」という連載コラムをスタートしました。今朝の記事によると、「企業の採用意欲が急速に高まっている」のだそうです。いっぽうで「数合わせで学生を確保する姿勢を改めている」とのことで、「優秀な学生は複数の会社から内定を得ている」状況で、「限られた人材を確保しようと、採用担当者は焦燥感を募らせている」のだとか。
まあ、「就職超氷河期」と言われた時期でも、本当に優秀な学生は複数の企業から内定を得ていましたし、誰が見ても優秀な珠玉の人材はどの企業も欲しいに決まっています。
結局のところ、他社が見逃す優れた人材、いまはぱっとしないけれど磨けば光る、鍛えれば伸びる人材をいかに発掘するか、が勝負なのでしょう。もちろん、放っておいても伸びる人材ではないわけなので、採ったあとは人材育成力が問われるわけではありますが。
職場の育成力と採用担当者の眼力。別に、今に始まったことではないはずです。