安息日

きょうの日経新聞朝刊から。

 ドイツのフランクフルト市で二十日、法律が禁じている日曜日の小売店の営業が例外的に認められた。地元商工会議所、企業、商店主らが「国際都市としてイメージアップしたい」と主張。市当局に働きかけて実現した。復活祭(イースター)の休暇を前に大勢の市民が外出し、ほぼ半世紀ぶりに日曜日の買い物を楽しんだ。この日は午後一時から六時まで百貨店など主な商店が営業。国際自動車ショー期間中の九月十八日も日曜営業を認める予定。商議所などは「閉店法に風穴を」と期待する。
(平成17年3月21付日本経済新聞朝刊から)

日曜日は安息日というキリスト教の教義にもとづく法律なのでしょうが、日本とは大違いですね。連合は以前、元日営業をやめようというキャンペーンを展開していましたが、この2〜3年くらいはギブアップしたのか、あまりその手の話も聞かなくなりました。ドイツでも当然ビジネスとしては休日に店を開けたいはず(一般市民も買い物をしたいはず)で、それを法で禁止できるだけの強固な宗教的風土があるということでしょう。連合も本当に元日営業をやめさせたいのなら、国家神道復権に取り組むのが近道かも?うーん、しかしこれは連合の政治路線とはまったく相容れないなぁ・・・(冗談です、もちろん。)