JILPT様から

(独)労働政策研究・研修機構様から、以下の資料をお送りいただきました。いつもありがとうございます。例によって、すべて全文を機構のウェブサイトから読むことができます。

【労働政策研究報告書】
No.201(2018年9月)『「日本的高卒就職システム」の現在―1997年・2007年・2017年の事例調査から―』
https://www.jil.go.jp/institute/reports/2018/0201.html
【調査シリーズ】
No.180(2018年7月)『病気の治療と仕事の両立に関する実態調査(WEB患者調査)』
https://www.jil.go.jp/institute/research/2018/180.html
No.181(2018年7月)『病気の治療と仕事の両立に関する実態調査(企業調査)』
https://www.jil.go.jp/institute/research/2018/181.html
No.182(2018年8月)『「社会保険の適用拡大への対応状況等に関する調査」及び「社会保険の適用拡大に伴う働き方の変化等に関する調査」結果』
https://www.jil.go.jp/institute/research/2018/182.html
No.183(2018年10月)『ものづくり産業における労働生産性向上に向けた人材育成と能力開発に関する調査結果』
https://www.jil.go.jp/institute/research/2018/183.html
【資料シリーズ】
No.205(2018年6月)『近年の技術革新と雇用に関わる諸外国の政策動向』
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2018/205.htmlNo.207(2018年9月)No.206(2018年6月)『職業訓練の効果測定制度に関する調査研究―アメリカ―』https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2018/206.html
『諸外国における外国人材受入制度―非高度人材の位置づけ― ―イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、韓国、台湾、シンガポール―』
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2018/207.html

 さすがにまだざっと斜めに目を通しただけですが、例によって外国人材受入制度に関する国際比較という時宜にかなった資料が発表されているのをはじめいずれも充実の資料ですが、今回特に注目すべきは『「日本的高卒就職システム」の現在―1997年・2007年・2017年の事例調査から―』ではないでしょうか。副題のとおり、10年毎に21年間(一部高校には1985年の調査もある)にわたって同一高校・同一企業を対象とした調査を行ってその変化を調べています。経済環境の変化や(卒業生ではなく)企業の上司の世代交代が高卒就職やその後の受容に与えた影響が印象深く描き出されています。つかこれやっぱりJILPTでなければできない調査だよねえと思うことしきり。今後も継続されることと期待します。