第5回一億総活躍国民会議

この23日に、先日のエントリで取り上げた同一労働同一賃金に関する一億総活躍国民会議が開催されました。社研の水町勇一郎先生をはじめ、各界の錚々たる皆様方が登場されて思い思いに言いたいことを言っているそのご見識を披露しておられまことに興味深いものがあります。いまのところ内閣府のウェブサイトには提出資料だけしかアップロードされていないのでよくわからない部分もあり、コメントするにしても議事要旨が公開されてからかなあと思いますが、現時点での印象を申し上げますと、まあそりゃそれぞれの得意分野で同一賃金同一労働について話してくださいということなのでそうなるのが当然といえば当然ですが、それにしてもそれぞれに我田引水すべく同一労働同一賃金をそれぞれ自由に活用していて全体としての統一性や整合性はまったく感じられず、これどうやってまとめるのかねえ内閣府の人はいいかもしれないけどたぶん労政審に丸投げされて労使と厚労省の事務方が苦心惨憺するんだろうなあなどと思うことしきり。どうまとめたところでどこかの方面不満は残るよねえきっとなどとなにかと難癖と言いがかりをつける私。
さてどうなりますか。