経団連出版の讃井暢子さんから、山口浩一郎監修・「統合人事管理」研究会編著『統合人事管理−グローバル化対応の法律実務』をお送りいただきました。ありがとうございます。
- 作者: 「統合人事管理」研究会,山口浩一郎
- 出版社/メーカー: 経団連出版
- 発売日: 2015/03/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初は法の適用や裁判の管轄といった基礎的な事項からはじまりますが(それとて決して簡単ではありませんが)、後に進むと海外旅行添乗員の労働時間管理や、米国人従業員からの有期5年無期転換権の返上提案などといったホットイシューや、米国本社の経営不振にともなう日本法人への人員削減命令といった切実な問題なども登場しています。現地法に関する解説に限界があるのは致し方ないところですが、日本国内に関する内容は企業の実務家にとってかなり気になるだろうと思われる設問も多く、グローバル化が進む中で実務家にとってかなり役立ちそうな本といえそうです。