まあ、働きすぎかな。

今日は自慢ネタですみません。一昨日のエントリで、雇用戦略対話が設定した2020年の目標について「望ましいワーク・ライフ・バランスは人によって異なるでしょうから、週60時間以上働くのはまかりならぬといわれれば余計なお世話だという労働者もいるはずです」と書きましたが、ご想像のとおり私もその一人でありまして、一週間なんていう短期間ではなく、もう少し長い目で見てメリハリをつけたいなと思っているわけです。実際、まったくの私ごとで恐縮なのですが、昨年8月前半には所定休日+年次有給休暇で14日間の休みをとり、大いにエンジョイ・リフレッシュさせていただきました。
で、5月26日のエントリでは、やはり雇用戦略対話の2020年目標に関連して「年次有給休暇を取得しない理由として…「後で多忙になる」は約半数が」あげている、と書きましたが、まさにそのとおりのことが起こったわけでして、それから今年3月末までの227日間で休日は13日ですよこれが(笑)。直前の半月分より少ないってんですからねぇ。余談ながらそのうち2日が年次有給休暇で、つまり余らせたくないというこのケチくささもなんとかならないものかとも思うわけですがそれはそれとして、これは全休日のカウントなのでそこまで自宅にいなかったという実感はなく、実際近場の出張とかで拘束は半日なんていう日もたくさんあったと思います。それよりとにかく出張が多かったという実感があって、県外(私は愛知県在勤です)に限ってもちょうど50回ありました。海外出張は1回(2泊4日)だけで、49回は国内です。内訳は日帰りが25回、宿泊が24回の合計38泊63日、つまり88日はどこかに旅行していたわけです。もっとも行き先の多くは東京で、49回中44回までが東は成田から西は姫路までの間におさまり、あまり遠出はしていません。飛行機で遠方に出かけたのは5回で、福岡に3回行ったようですが、花巻だの延岡だの何しに行ったんだっけこれは。で、出張ということは移動時間はヒマなはずなんですが(笑)、これが案外疲れるんですよ。いや本当に。そういえば、出張帰りの移動だけという日が8日あって、これも休日といえば休日なので、それを加えれば21日で、まあ月3日の休日はあったという計算ですか。
さて、4月からは年度が変わって体制の変更などもあり、業務負荷も落ち着いています。というか、さっそく4月に3日ほど年次有給休暇を取得してみましたが何か
なにを申し上げたいかといえば、要するに労働時間週60時間以上はいかん、毎週それ未満にしておけ、といった政策ではなくて、半年くらい毎週のように週60時間を超えたとしても、その前後ではまとまった休みを取る、そのくらいのメリハリのある働き方はホワイトカラーなら認めてもよいのではないかと。こうした働き方を奨励せよとまでは申し上げませんが、週60時間という短期的な数字を決めて一律に目の仇にするような目標設定はやめてもらいたいなあと思うわけです。まあ「半減」だからいいだろうといわれればそういうことなのかもしれませんが。