ちょっと煽り。

年金記録の問題が世間を騒がせていて、おりからの参院選をひかえて政治の責任問題がかまびすしいですが、これは基本的に長年にわたる社会保険庁の職員の怠慢の問題でしょう(もちろん、だからただちに政治が免責されるということにはならないでしょうが)。
これは結局、社会保険庁職員の(すべてではないとしても、相当割合の人たちの)「仕事はなるべく楽に、給与はなるべく高く、それで一生安泰に暮らしたい」という、勤労倫理のかけらもない、意識のすさまじい腐敗ぶりを示すものといえましょう。当然ながら、ここに労組=国費協議会が深く関与していた、さらにいえば腐敗を促したことも想像に難くありません。
いろいろな有難い理念や建前やあれやこれやは置いておいて、こんな労組に争議権を渡したらどんなことになるのか、と戦慄と悪寒を覚えるのは私だけでしょうか。これでもなお、連合(なりなんなりの労働諸団体)が公務員への労働三権付与を主張し続けるとしたら、およそ正常な神経を疑わざるを得ないと思うのですがいかがなもんでしょうか。

  • もちろん未来永劫ダメというわけではなく、ここまでコトがあからさまになってしまった以上は、少なくともビジブルになった社会保険庁(と旧国費協議会)にそれなりのオトシマエがつくまでは遠慮してはどうですか、ということです。為念。