働く妻「家政婦雇いたい」―妻、週末の掃除洗濯は嫌、夫、留守の家に他人は…。

 共働きで仕事だけではなく、掃除や洗濯を完ぺきにこなさないと気が済まない妻が突然、「週一回、家政婦を雇いたい」と言い出した。平日の不在時に掃除や洗濯を頼むサービスがあるそうだが、安くはないだろうし、自宅に他人が入るのも不安だ。
 妻「掃除や洗濯はもう嫌。家政婦を雇いたい」
 夫「お手伝いさん? 大邸宅でもないのに……」
 神奈川県鎌倉市に住む会社員、千葉史子さん(31)は昨年三月、夫の功太郎さん(32)に「家政婦を雇いたい」と切り出した。共働きの二人は家事を分担してきたが、史子さんは仕事で帰宅は連日午前様。土曜午前は疲れで布団から起き出せない。昼過ぎから掃除、洗濯を始め、一息つくと夕方という週末が続く。
 「せっかくの週末を掃除や洗濯に追い回される生活は嫌」という史子さん。インターネットで見つけたのは、二人が働いている平日に週一回掃除など家事を代行してくれるサービスだ。
 こうした家事代行サービスは共働き夫婦をターゲットに参入業者が最近一、二年で急増。経済産業省によると、市場規模は二〇〇〇年は約五百五十億円だったが、二〇一〇年には千億―千二百億円規模と二倍に拡大する見通しだ。
 特に増えているのは「週一日二時間」など必要に応じて目的にあった契約ができる派遣型の家政婦だ。旧来からの紹介所経由の家政婦は、各家庭との直接契約となり、就労時間の目安が「一日六時間以上」の場合もあるなど費用も高くなりがちで、一般家庭では利用しにくかったが、派遣型ならば、掃除や洗濯物をたたむなど、ごく簡単な家事でも気軽に依頼しやすい。
(平成19年5月6日付日本経済新聞朝刊から)

これですよ、これ。これからはこういう選択も積極的に認められ、活用されていく時代にしていかなければいけないでしょう。夫は文句を言ってはいけません。というか、こういう女性はこんなつまらない男と結婚してはいけません。