今年は、このブログで取り上げてこなかった、いわば「隠し球」だけで「今年の10冊」を構成しようという趣向です。ネタがないときに、この企画のために面白い本を温存するのはけっこうツラいものがありました(笑)。もちろん、耐え切れず?(笑)すでに取り上げてしまった本にも、この10冊と同様によかった本も多々ありますので念のため。
ちなみに著者名50音順です。
飯田泰之『ダメな議論』
- 作者: 飯田泰之
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
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稲葉振一郎・立岩真也『所有と国家のゆくえ』
- 作者: 稲葉振一郎,立岩真也
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/08/01
- メディア: 単行本
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大竹文雄編『応用経済学への誘い』
- 作者: 大竹文雄
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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川喜多喬『仕事と組織の寓話集・・ふくろうの智恵』
かつて「労政時報」誌に「こだわり人事のススメ」が連載されていた当時、職場で回覧される同誌のそのページだけは、各メンバーが思い思いに下線を引いたり、コメントを書き込んだりしていたことが思い出されます。博覧強記と洒脱な文章で人事の核心に切り込んだ数々のエッセイは人事担当者の深い共感を呼び起こすものだと思います。「今年の一冊」を選ぶとしたら、有力候補の二冊のうちの一冊です。書店では流通していないらしく「はまぞう」でリンクを入れられないのですが、ぜひとも入手して一読してほしい本です。問い合わせは下記からどうぞ。買って読んで絶対に損はありません。みんなで読んで宣伝して商業出版に持ち込みましょう。
http://kawakita.blog32.fc2.com/blog-entry-1061.html?open_block=1
E.クイーン『間違いの悲劇』
- 作者: エラリー・クイーン,飯城勇三
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2006/01/20
- メディア: 文庫
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というわけで続きは明日のエントリで(笑)