年の暮れとなりました。今年は秋後半以降あまり読書の時間がとれず、先日出た神林先生の単著とか書評に惹かれて買った怪獣大戦争の本とか、基本積読はしない私としては珍しく何冊かが積まれているという状況(したがって読みたいが買ってもいない本も何冊もある)なので洩れがありそうなのですが、年末恒例ですので例年通りにやりたいと思います。著者一人一冊、紹介順は著者50音順というもの例年同様です。
稲葉振一郎『宇宙倫理学入門−人工知能はスペース・コロニーの夢を見るか?』
- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2016/12/26
- メディア: 単行本
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大竹文雄『競争社会の歩き方』
競争社会の歩き方 - 自分の「強み」を見つけるには (中公新書)
- 作者: 大竹文雄
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/08/18
- メディア: 新書
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20171011#p1
玄田有史『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』
- 作者: 玄田有史
- 出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会
- 発売日: 2017/04/14
- メディア: 単行本
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書評がこちらにあります。
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20170622#p1
斎藤泰弘『ダ・ヴィンチ絵画の謎』
- 作者: 斎藤泰弘
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/03/21
- メディア: 新書
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佐藤博樹・武石恵美子編『ダイバーシティ経営と人材活用』
ダイバーシティ経営と人材活用: 多様な働き方を支援する企業の取り組み
- 作者: 佐藤博樹,武石恵美子
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2017/02/02
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20170210#p1
2月発売の本ですが、今となっては「働き方改革」論議の多くのポイントを網羅していたことがわかります。
島貫智行『派遣労働という働き方』
- 作者: 島貫智行
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2017/04/26
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20170510#p1
労働者派遣を論じるには必須の文献と申し上げるべきでしょう。
首藤若菜『グローバル化のなかの労使関係』
グローバル化のなかの労使関係:自動車産業の国際的再編への戦略 (MINERVA人文・社会科学叢書)
- 作者: 首藤若菜
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2017/02/25
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20170313#p1
集団的労使関係を本格的に取り上げる研究者はあまり多くないのではないかと思いますので、今後の業績が期待されます。
高田高史『社史の図書館と司書の物語』
社史の図書館と司書の物語―神奈川県立川崎図書館社史室の5年史
- 作者: 高田高史
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2017/01/01
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20171228#p1
カルロ・ロヴェッリ『すごい物理学講義』
- 作者: カルロ・ロヴェッリ,竹内薫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: Kindle版
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八代尚宏『働き方改革の経済学』
- 作者: 八代尚宏
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 単行本
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http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20170920#p1
「働き方改革」もすっかりバズワード化した感がありますが、この本では「働き方を改革する」というのがどういうことなのかが的確に解説されています。
2017年もあと数時間となりました。よいお年をどうぞ。