経済財政諮問会議の集中審議

新メンバーになって以降、経済財政諮問会議では毎回テーマ・分野を決めて集中審議を実施しているようですが、昨日は「労働市場改革」についての集中審議が行われたようで、さっそく内閣府のホームページに提出資料がアップロードされています。
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2006/1130/agenda.html
ただ、大田経済財政担当相の「大田大臣の諮問会議レポート」を読むと、労働市場改革よりは、職安の民間開放についての議論が中心だったのではないかという印象を受けます。柳沢厚労省の資料をみても、「なぜ職安は民間解放できないか」を示そうという部分だけが妙に気合入ってる感じですし。
間議員ペーパーも論点整理という印象で、まだそれほど具体的なことは書いてありません(しかし、ブログのネタにはなりそうだ)。専門調査会を設けて議論したいということなので、そこで具体論をやろうということなのでしょうか。おそらくは民間議員のひとりで規制改革のチャンピオンである八代尚宏氏が中心的な役割を果たすでしょうから、かなり思い切ったものが出てくるかもしれません。