ニートに離島で就業体験

ニートに離島で就業体験してもらおうという企画が、島根県の離島の町で計画されているそうです。

 仕事や就学をせず職業訓練も受けない「ニート」と呼ばれる若者らに働く意欲を持ってもらおうと、島根県沖の離島・中ノ島の海士町が「若者島体験塾」として3週間の合宿を企画、参加者を募っている。
 午前7時に起床し、牛の堆肥作りや魚釣り、旬の岩ガキの出荷作業など、離島の生活をそのまま体験。ホテルで清掃や接客、保育所の子供の世話など、さまざまなプログラムを予定している。
 同町の人口は約2600人。町役場の吉元操さん(46)は「恵まれた自然を観光産業だけに使うのはもったいない。合宿を通じて都会の若い人が仕事の意味を考えたり、自分を見つめたりして元気になってくれれば」と話している。
 合宿は2月26日―3月18日。35歳ぐらいまでで就労していない若者10人程度を募集する。参加費は食費・宿泊費込みで3万1500円。交通費は自己負担。締め切りは2月15日。問い合わせは電話08514(2)1221まで。
四国新聞ウェブサイトから)
http://www.shikoku-np.co.jp/news/kyodonews.aspx?id=20060213000022

もちろん、ニートも多様なのでこういう企画できっかけをつかむということもひょっとすればあるかもしれませんが、31,500円と交通費(バカにならないと思われますが)を負担してまでこれに参加するニートがそれほどたくさんいるとも思えません。子どもをこれに参加させようという親もいるのでしょうか?どうも今ひとつ筋がよくないような気がします。
なにもニート向けの企画にしなくても、こういうのに興味を持っている人はけっこういると思うので、「離島生活体験」ということでも10人くらいなら集まると思うのですが。みたところ今日が締め切りのようですが、はたして何人集まって、そのうち何人がニートだったのやら。