プレーオフ

プロ野球パ・リーグプレーオフは、千葉ロッテマリーンズの勝利で終わりました。試合内容は見ていないのでわかりませんが、接戦続きのいいシリーズだったようです。
ただ、ソフトバンクホークスの首脳・主力の云っていた「2週間も待たされるのは不利」という主張は、たしかにそのとおりなのでしょう。


その伝でいけば、セ・リーグ優勝の阪神タイガースは最終戦が10月5日に終わっていますから、日本シリーズのはじまる10月22日まで17日間待たされていることになります。そういえば、去年も日本シリーズで優勝したのはパ・リーグのレギュラーシーズン2位だった西武ライオンズでしたし、案外この日程の問題というのは大きいのかもしれません。
これには、パ・リーグならば敢えて2位を狙いに行く、という悪い冗談のような作戦で対応することも可能ですが、セ・リーグのチームにはどうにも対応策がないようです。まあ、パ・リーグプレーオフが終わる時期にあわせてセ・リーグのシーズンが終わるように日程を設定すればいいわけではありますが、これだとセ・リーグの優勝争いが最後までもつれた場合(とりわけジャイアンツやタイガースのような人気球団がからんだ場合)には、せっかくプレーオフをやっているのにマスコミもファンもみんなセ・リーグに目が行ってしまうという、なんのためのプレーオフかわからない結果になりかねません(セ・リーグプレーオフをやるという荒技(笑)もありますが)。
まあ、ある意味、長丁場のレギュラーシーズンを勝ち抜いた両リーグの1位球団が真の価値ある勝者であって、プレーオフ日本シリーズはこれとは別物のお祭りみたいなものだ、と考えればいいのでしょうが。