テレビ番組と職業

以前のエントリで家族マンガとジェンダーの話を取り上げたので、ちょっと気になって週末に上のムスメが読んでいた「とっとこハム太郎ひみつじてん」という本を横取りして見てみました(笑)。子どものものを取るなよな・・・。
で、これによるとハム太郎の飼い主はロコちゃんという小学生で、その父親は「雑誌の副編集長」、母親は「フラワーアレンジメントの先生」なのだそうです。うーん・・・父母がこういう職業でハムスターを飼っているのが「すてきな家庭」として子どもたちにインプリンティングされていくのだろうか?
考えてみればなにも子どもに限った話でもなく、いわゆる「トレンディ・ドラマ」の主人公、登場人物だって、たいていは横文字の「カッコいい」「おしゃれな」(?)職業みたいだし(全部がそうではないだろうけど、現実社会の割合よりははるかに高いと思う。ドラマのことはよく知らない)。
しかも、どうやら日本に限った話でもないようで・・・。配偶者が熱心に見ていた韓国ドラマの「冬のソナタ」も、主人公「ヨン様」の職業は米国設計会社の重役、その相方もインテリア会社の共同経営者、他の登場人物も放送局のプロデューサーとかピアニストとからしいし。こういう傾向は韓国は日本以上なのだとか。
まあ、現実ありのままのドラマなんて誰もみないでしょうし、そもそもドラマともいえないのかもしれませんが。
なお、私はドラマが嫌いで、まったく見ませんので、今日のエントリには多々誤解や偏見が含まれているかもしれません(というか、含まれているでしょう)。あらかじめご諒承を。