郵政解散

大方の予想通りというべきなのでしょうか、昨日郵政民営化法案が参議院で否決され、解散・総選挙となりました。
結果がどうなるかの予想は難しそうですが、方向としては与党が議席を減らし、その分民主党議席を伸ばすのではないかと思います。トータルでみてどうかはわかりませんが、労働政策に限っていえば、民主党が与党になった場合は、なにせ連合がバックについているだけに、停滞を余儀なくされそうで残念です。労働契約法制などの重要課題は足踏みしたり骨抜きにされたりするでしょうし、均等法などの議論も硬直的なものになりかねません。まあ、連合の中も必ずしも一枚岩ではないでしょうし、電機連合の古賀氏が連合会長に就任するということで、合理的な対応を期待したいものです。もし、もはや連合にそこまでの影響力は失われているとすれば、こうした心配はないでしょうが、それはそれでもっと残念なことではありますが・・・。