愛・地球博 展示編その4

ふたつめのインターネット予約は三菱未来館です。ここでははじめに軽妙でなめらかな動作と愛嬌のある掛け合いが愉快な「wakamaru」というロボット2台による前振りがあり、その後シアターに案内されます。前と左右3面の大型スクリーンに、最新の画像技術と音響効果を駆使したエンターテイメントはさすがに見事のひとこと。とりわけ鏡像を加えた後半の演出はまことに鮮やかなものでした。
続いて、三菱未来館近くの乗り場から、理由あって(笑)乗ってみたかったIMTSに乗りました。無人で隊列走行するこのミニ・バス、運転席にはモリゾーとキッコロのぬいぐるみが乗って、のんびりと走ります。軌道?があるところは等間隔に並んで無人で走り、一台ずつバラバラに有人走行もできるということですから、たしかに将来の公共交通として有望かもしれません。
さて、グローバル・コモン4は欧州諸国のパビリオンが集結しているエリアですが、この段階ではさすがにかなり空腹になっていたので、ここで例のすき焼きコロッケ蒸しパン600円byなだ万を食べました(笑)。ここでも、ロシア館やスイス館はなかなかの人気で30分前後の行列ができています。で、とりあえず行列のないパビリオンを選んで次々と観覧。さすがにここではパビリオンによってかなりの温度差、というか気合の入り方の違いがありますが、基本的には各国の「観光・物産展」という趣で、特産品を並べた土産物屋のようなパビリオンがあるかと思えば、それなりに趣向を凝らしたものもありと、駆け足で見て回ってもなかなか楽しめました。まあ、これがトラディショナルな万博の姿なのかもしれません。