自民党文教族のボス、森前首相が「ゆとり教育見直し」を公然と批判したそうです。
「ゆとり教育に大賛成。勉強しなくていいのではなく、好きなことをいろいろやらせて学校が嫌いな子をなくす趣旨をくんでほしい」。自民党の森喜朗前首相は十七日の森派総会で、中山成彬文部科学相が「ゆとり教育」を掲げた学習指導要領を見直すよう中央教育審議会に要請したことに関し、文科相を前に異論を唱えた。
日本の子どもの学力の順位が低下した経済協力開発機構（ＯＥＣＤ）の調査を念頭に「外の雑音に右往左往したらみっともない」と、学力偏重の見直し論議を批判。
いやはや、動かぬ証拠を突きつけられても誤りを認めず、「外の雑音」で片付けちゃうんですから。
まがりなりにも（笑）首相まで上り詰めた人ですから、簡単には「間違ってました」とはいえないというのはわかりますがね。
とはいえ、放置すれば相対的な地位はどんどん下がるわけで（他が上がるので）、間違いを認めなくてもいいですから、軌道修正の邪魔はしないでほしいものです。
