先週、スマートコミュニティの実証実験を見学する機会がありました。戸建30戸くらいの団地なのですが全戸太陽光パネルと蓄電池が設置されていて、システムが各戸の発電・充電・放電を需給に応じて制御するだけではなく、各戸間でも需給に応じて融通ができるとのことでした。融通にあたっては需要が多いときは高く供給が多いときは低くといったポイントを使った疑似的マーケット取引が行われるしくみも取り入れられていて、20%〜30%の節電につながっているのだとか。ちょっと管理色が強いのが気にはなったのですが生活の質を落とすことなく省エネルギーができるというのはたしかに魅力であり、こういうことに予算をつけるのは大切だし有意義だと実感して帰ってまいりました。
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