かえって休めない

読売オンラインから。

 観光庁は16日、春と秋に全国5地域で時期をずらして2回の大型連休を定めるとしていた「休暇分散化」案を撤回し、内容を見直す方針を固めた。
 同日開いた第2回休暇改革国民会議で、「全国に取引先のある企業は、分散化でかえって休めなくなる」などの反対意見が相次いだ。このため、昨年のシルバーウイークのような秋の大型連休をつくることを柱に、制度を再検討する方向だ。
 三村明夫座長(新日本製鉄会長)は会議後、記者団に対し、「反対論も大きく、当初の原案通りに進めるのは難しい」として、5地域での分散化に否定的な見方を示した。
 来年3月の次回会議までに、観光庁が新しい案を提示する。5地域での分散は撤回し、それより少ない地域か、別の分散案を模索する見通しだ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101216-OYT1T00549.htm

撤回はまあ妥当でしょう。今後の方向は「昨年のシルバーウイークのような秋の大型連休をつくる」と「それより少ない地域か、別の分散案」の両案あるようですが、年次有給休暇の計画的取得をうまく活用してほしいものだと思います。