連合総研シンポジウム「労働法改革のグランドデザイン」

連合総研の「イニシアチブ2009研究委員会」の成果に基づくシンポジウムが4月22日に都内で開催されます。私もメンバーとして参画しました。どう考えても意見の合うわけがない(笑)私をメンバーにお招きいただいたことについては、連合総研の懐の深さ、広さに感服しています。
ということで、当然ながら今回の内容には私としては同意できない部分がおそらく多くなるだろうとは思いますが、いっぽうできわめて刺激的で興味深い問題提起が多く含まれるであろうことも保証できます(ま、私の保証ではいかほどの値打ちもないでしょうが)。
私は特段のお役目はありませんが(ディスカッションペーパーは提出しますので、おそらく当日配布はされるものと思います)、一応出席はしようかと思っております。
以下にご案内を転載しますので、ふるってご参加ください。


1.開催趣旨
労働を取り巻く状況が急速に変化するなかで、個々の課題に都度対処する対症療法的な対応ではなく、新しい労働ルールについてのグランドデザイン(全体構想)を提起することが急務となっています。
連合総研は、2007年4月に「イニシアチヴ2008―新しい労働ルールの策定に向けて」研究委員会(主査:水町勇一郎東京大学社会科学研究所准教授)を発足させました(その後、「イニシアチヴ 2009」に改称)。そして、労働法制についての歴史研究や最先端の理論研究を踏まえながら、「労使関係法制」「労働契約法制」「労働時間法制」「雇用差別禁止法制」「労働市場法制」を柱とする新しい労働ルールのグランドデザインの提起に向けて検討を重ねてまいりました。
このシンポジウムでは、研究委員会におけるこれまでの成果を踏まえ、水町主査による「労働法改革のグランドデザイン」を提起するとともに、実務家・研究者等の皆様との意見交換を通じて、労働法改革のあり方について一緒に考えたいと思います。ふるってご参加いただきますようお願い申し上げます。


2.日 時    2009年4月22日(水) 13:30〜16:30


3.場 所    東京・日暮里「ホテルラングウッド」2階・飛翔
         東京都荒川区東日暮里5-50-5  電話03-3803-1234(代表)


4.参加対象   労働組合の政策担当者、経営者団体・企業の人事・労政担当者、政府関係政策担当者、国会議員・政党政策担当者、研究者・研究機関、記者クラブ・労働ペンクラブ、労働法制に興味をお持ちの方
※お申し込みは、連合総研ホームページ(下記)のフォームより4月10日(金)までにお申込みください。(定員に達し次第、締め切らせていただきます)


詳細はhttp://rengo-soken.or.jp/event/2009/03/post-3.htmlでご確認ください。