仕事求めて新天地へ

これも週末の日経から。

 地方への移住といえば、のんびり引退生活というのが定番だが、仕事を求めて新天地に旅立つシニアが増えてきた。迎える側の自治体も移住者向けの職業紹介に力を入れるなど、受け皿づくりも進む。「求職移住」成功の条件を探った。

 田舎暮らしの情報誌を発行する「ふるさと情報館」の佐藤彰啓代表は「求職移住では、仕事を優先させるのか、住まいや暮らしを重視するのか、移住の目的を明確にすることがまず必要」とアドバイスする。
 仕事優先なら地方の中核都市の方が選択肢が多いが、暮らし重視なら山間地の方が田舎暮らしを楽しめる。…
 自治体の無料職業紹介を利用すれば、働きながら地方の生活が楽しめる。ただ年齢のハンディに加え、地方は賃金水準が低く収入減は必至。それを帳消しにするだけの生きがいや豊かな暮らしが地方にあると思えるかどうかが、求職移住成功のカギといえそうだ。
(平成19年5月27日付日本経済新聞から)

これに限らず、なんでもそうでしょう。出産・育児で失うものも多いけれど、それでも子どもがほしいか、というふうに。それがキャリアデザインというものでしょう。