(’株)日本法令様から、『ビジネスガイド』6月号(通巻919号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
今号の特集は「雇用保険法等の改正と企業実務」と「令和3年度重要労働裁判例」の2本です。後者は昨年同様に千葉大の皆川宏之先生が昨年度の主要裁判例を実務の観点から解説しておられ、中には大内先生の連載ですでに取り上げられたものもあります。八代尚宏先生の連載「経済学で考える人事労務・社会保険」は今回は育児休業給付制度の見直しが取り上げられ、現状の問題点と解決策の方向性が示されています。幼児教育の重要性が指摘されている中で、保育サービスの現物給付の拡充が必要との所論は重要と思われます。大内伸哉先生のロングラン連載「キーワードからみた労働法」は定年後再雇用時の労働条件が取り上げられています。