荒木尚志『労働法第3版』

荒木尚志先生から、『労働法』第3版をご恵投いただきました。ありがとうございます。

労働法 第3版

労働法 第3版

定評あるテキストの最新版で、第2版以降の法改正に対応していることはもちろん、新判例や未成立の改正法案などについても加筆されています。特に今後の労働法の展望を論じた終章(第27章)は、第2版から構成が大幅に見直され、ブラック企業や労働法教育などにも言及されています。ちなみに先日のエントリで取り上げた事業場間の労働時間の通算については、師匠の菅野先生同様、同一事業主に限ると解釈すべきとの記述があります(これは第2版でも同様でした)。