雇用情勢、さらに好転か

今日の日経新聞の見出しを拾ってみました。手抜きですみません。


◇採用「来年増やす」28% 今年の初任給上げ1割が検討
 内々定「4月上旬」38% 来春採用、時期前倒し一段と


これは日経新聞社が主要企業を対象に実施した調査結果の紹介記事ですが、採用は「増やす」28%に対し「減らす」は4%にとどまっています。約5割が「昨年並」ですが、その昨年がすでにかなりの売り手市場だったことを考えると、今年はさらに就職戦線は好調となりそうです。時期の早期化もそれを示しているでしょう。そして、


◇パートの数、5年ぶり低水準 正社員シフト鮮明


2005年に過去最高を記録したパート労働者数が、06年には一転して5%近い大幅減となったという記事です。まあ、それでも10年前よりはだいぶ多いのでしょうが、それにしても労働市場の逼迫の恩恵が正社員シフトという形でも現れはじめたとみていいのではないでしょうか。これがいつまで続いてくれるのか、なるべく長く続いてほしいところですが…。