一般事業主行動計画届出状況

ああ、ようやく追いついた(笑)。なにせ短時間で一気に書いたので内容が浅薄(笑)なのはどうかご容赦を。
さて、昨日ですが厚労省のホームページに「一般事業主行動計画策定届」の届出状況(6月末現在)が掲載されました。報道発表の日付は15日になっていますが・・・もう少し早くウェブにも掲載してくれるとうれしいのですが。
それによると、6月末時点での届出率は6割弱ということで、本年4月1日以降速やかに提出、ということになっていますから、3か月で6割ならまずまず、というところでしょうか?そのうち認定をめざす事業主は約4分の1と、これは評価が難しいところです。まあ、認定にはそれなりのハードルが設けられているわけで、そのクリアをめざす事業主が当初段階で4分の1もいれば、まずまずいいところなのかもしれません。あまり多すぎると、ハードルが低すぎるといわれかねませんし(笑)
ただ、内容的には、「育児休業を取得しやすく復帰しやすい環境の整備」や「諸制度の周知」といった、比較的やりやすい、コストのかからない施策の計画率(?)が5割前後と高くなっているいっぽうで、「法を上回る育児休業」は約2割、企業内託児所は上位10項目には入っていません。まあ、これも段階的に進めるという意味では自然なことなのでしょう。
都道府県別をみると、次世代育成支援がより重要な課題となっているはずの(出生率が低い)首都圏がまだ5割未満と低いようです。首都圏のほうがなにかとコストもかかるでしょうし、今後の動向が注目されるところです。