佐藤博樹・佐藤厚編「仕事の社会学」

労務屋ホームページブック・レビューのコーナーで、佐藤博樹・佐藤厚編「仕事の社会学」の書評を書きました。

仕事の社会学―変貌する働き方 (有斐閣ブックス)

仕事の社会学―変貌する働き方 (有斐閣ブックス)

というわけで、メールマガジン労務屋の労働雑感」の290号も発行しました。

「財界=厚労省が談合」(笑)

週刊ポスト」誌の電車の吊り広告で、『財界=厚労省が談合「サラリーマンから残業手当を奪え!」』というのをみかけました。
うへえ、と思って図書館で(ケチ)読んでみたら、「昨年10月に経団連会長が内閣改造後に新閣僚・自民党三役を訪問した」ことと「今年3月にホワイトカラー・エグゼンプション制の検討を含む規制緩和3ヵ年計画が閣議決定された」ことと「4月に厚労省が研究会を発足させた」ことと「6月に経団連ホワイトカラー・エグゼンプション制に関する提言を発表した」こととをつなぎ合わせて、「財界=厚労省が談合」して、ホワイトカラー・エグゼンプション制が導入されることが決まった(笑)という書きぶりです。ちなみに、時短促進法の改正もそのための地ならしなんだとか(爆)。いやはや、こりゃまたモノ凄いストーリーですな。

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