(独)労働政策研究・研修機構様から、『日本労働研究雑誌』2・3月合併号(通巻740号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
合併号は毎年恒例の学会展望で、今年は「労働調査研究の現在」ということで過去3年間の主要業績を通じて展望されています。不勉強な私は読んでいないものの方が多いので、主要業績の概況を知ることができるという点でも勉強になります。巻頭の「提言」には八幡成美先生の懐かしいお名前が見え、「本をネット通販と本屋の店頭で購入する際の違いは、目的の本を購入するだけなら前者が便利だが、知らなかった本に出会う機会は後者のほうがはるかに優位にある。つまり、生きた人間の活動を調査していることを忘れてはならない」と述べられています。私は学術調査をする人ではありませんが、しかし仕事全般に通じることではないかと思います。