JILPT資料

労働政策研究・研修機構様から、労働政策研究報告書3点、資料シリーズ4点、調査シリーズ4点をお送りいただきました。ありがとうございます。リンクのあるものは機構のサイトで全文がPDFで閲覧できます。

労働政策研究報告書No.150『出産・育児と就業継続―労働力の流動化と夜型社会への対応を―』
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/0150.htm
労働政策研究報告書No.149『成人キャリアガイダンスの多様なニーズとそのあり方に関する調査研究』
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/0149.htm
労働政策研究報告書No.148『大都市の若者の就業行動と意識の展開―「第3回若者のワークスタイル調査」から―』
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/0148.htm
調査シリーズNo.101『地方自治体における雇用創出への取組みと課題』
http://www.jil.go.jp/institute/research/2012/101.htm
調査シリーズNo.100『職場におけるメンタルヘルス対策に関する調査』
http://www.jil.go.jp/institute/research/2012/100.htm
調査シリーズNo.99『中小製造業(機械・金属関連産業)における人材育成・能力開発−アンケート・インタビュー調査結果−』
調査シリーズNo.98『中小企業の雇用管理と両立支援に関する調査結果(3)』
http://www.jil.go.jp/institute/research/2012/098.htm
資料シリーズNo.109『中小製造業(機械・金属関連産業)における人材育成・能力開発−製造業集積地域での取組み−』
資料シリーズNo.108『日本人の労働時間・休暇〜残業・年休未消化と意識・職場環境〜』
http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2012/12-108.htm
資料シリーズNo.107『「多様な正社員」の人事管理―企業ヒアリング調査から―』
http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2012/12-107.htm
資料シリーズNo.100『職場のいじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント対策に関する労使ヒアリング調査―予防・解決に向けた労使の取組み―』
http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2012/12-100.htm

『『職場のいじめ・嫌がらせ、パワーハラスメント対策に関する労使ヒアリング調査』から読んでみたのですが、期待ほど面白くはありませんでした(笑)。まあ、この手の調査はなかなか企業の協力が得られにくいという点で難しさがあるわけですが。各社とも啓発活動の徹底などは取り組んでいますが、それ以上踏み込むとなるとなかなか難しいようです。ただ、職場環境に対する意識調査というのは、ある程度の規模があって匿名性が確保でき、かつ職場が特定できるなら効き目はあるかもしれません。ここでは労組の取り組みが紹介されていますが、管理職にとっては会社がやったほうが怖いかも。まあ、回答する側からすれば会社の調査は上司に抜けるのではないかと懸念するかもしれませんが…。
なお自由記入欄も回答も掲載されていますのでインパクトのある例をいくつか。

  • いらない
  • 清掃要員として飛ばされるよ
  • いなくてもいいんだけどね、と部長が言ってたよ
  • 数字が獲得できなければ、有休は取得できない
  • ゼロの成果では帰るな

「いろいろありすぎて書ききれません」との回答も。まあ人によるのでしょうが。ちなみに上記は正社員の回答で、想像されるとおりパート職員からの回答にはさらに程度の低いものが含まれています。