愛・地球博 アクセス編

アクセスについても開幕当初の報道では「行列」「キャパシティ不足」が強調されていましたが、私が利用したルート(愛知環状鉄道リニモ)では、開場・閉場時刻にあわせて移動したにもかかわらず(8:45頃会場着、21:45頃会場発)、帰りの「リニモ」が万博会場駅で少し並んだ(10分くらいか)だけで、いたってスムーズでした(帰りの愛知環状鉄道では座れてしまいました)。リニモの乗り心地はなかなか快適。ふだん乗っている電車のような揺れがないのがなんかヘンな感じです。
まあ、平日でしたので、休日はこれではすまないのでしょう。さらに、私の場合は8年前まで10年間名古屋市郊外に在住していたので、万博見物と名古屋観光をセットにせず、名古屋市内を避けて愛知環状鉄道沿線に投宿したことが良かったのかもしれません。名古屋市内からの移動(とくに地下鉄ルート)だともっと混雑するのだろうと思います。
もっとも、開場前のゲートでの行列もさほどではなく(東京ディズニーランドよりはだいぶ少ないように感じました)、昼前くらいから人出が増えてきたような感じでしたので、開幕当初に較べると来場時刻が分散して、その分交通機関の混雑も緩和されてきたのかもしれません。ただ、入場時の手荷物チェック(航空機搭乗のときみたいな感じ)が手間どって、開門してもなかなか入場が進まないのはちょっと残念でしたが。
報道では、内覧会の際の混雑と混乱(リニモが重量オーバーで動かなかったとか)が主催者の失態であるかのように強調されていますが、内覧会ともなればやはり開場時刻に人出が集中するでしょうから、通常以上に混雑するでしょう。また、そもそも内覧会というのは実際にやってみることで明らかになるトラブルをシュートするためにやるという部分もあるわけですから、ここで混乱したからといって大失態であるかのように報道するのもいかがなものかと思います。まあ、内覧会でも混乱がないにこしたことはないわけですが。